2013年6月17日月曜日

シフトロッドエンド

いまさら言うまでもないですが、125/200dukeのシフトペダル、ブレーキペダルは癖があるパーツです。
レバーが内側に入りすぎていて踏み外しやすいと評判です。


リプレイスパーツとして、KTM東海のオレンジアルマイトペダルや、ヴォーグのジュラルミンペダルなど出てますが、バカ高い。
特にヴォーグなんて3万円台に乗っかってるじゃないですか。あとちょっと出せばスリップオンですよ。
※VORGUのブログより転載


KTMもその声があまりに多かったからか、13年式から対応品として純正ペダルが延長され、ペダル軸もベアリングでガタツキも抑えられました。
純正ペダル自体は安いので、11-12年式のduke乗りでペダルが気になる人は13年式のに交換するのがリスクも少なくていいだろう。




とはいえ、正直ノーマルのペダル位置には慣れてしまっているのでわざわざ変えようとは思いません。そういう人もいると思います。

とはいいつつも、ヴォーグ製チェンジペダルを見ていると、見た目が素晴らしいのはもちろんなのですが、チェンジロッドもついてるのがわかります。
※スティーブモーターサイクルサプライのWebサイトより転載

※スティーブモーターサイクルサプライのWebサイトより転載

※スティーブモーターサイクルサプライのWebサイトより転載

あたりまえですが、あからさまにクオリティが違います。
右側の純正はスカスカですね。

KTM125DUKEの発売以来、一番の問題はシフトフィ-ルの悪さによる
ギア抜けが頻発することでした!簡単に言えばチェンジロッドのピロボ-ル
のガタが過大にある為、キチンとシフトアップしてるようでも実は中途半端な
状態でギアが入り!トルクがかかった途端にギア抜けてしまうのです!!
構想2年!やっと実現しましたシフトぺダル(VORGUE製)完成です!!
このペダルを装着すれば嫌なギア抜けからオサラバです・・・


スティーブさんによると↑らしいです。
つまり、このチェンジロッドさえ変えてしまったら、高い金かけなくてもシフトフィールが改善するのではないか?と思うわけです。

チェンジロッドだけでも6000円くらいで(スティーブさんで)販売しているらしいので、買ってみるのもありかなあと思っていましたが、優先順位は高くなかったので放置してました。




が、ある日なんとなくヤフオクで125/200duke関連のパーツを検索していると、あるじゃないですかチェンジロッドリプレイスパーツが。

説明は以下。

KTM 125DUKE / 200DUKE 用の、シフトロッド・エンドです。
純正品のシフトロッドはボールエンド部の精度が悪く、かなりのガタがありますが、この商品と交換する事により、シフトフィーリングがしっかりします。
ダウン側はギア自体の遊びがある為、体感し難いですが、アップ側は明らかにカッチリした感触で、十分に体感できます。
●純ネジ・逆ネジのペア
●グリス封入済み
●ダストカバー装着済み
●日本製
●純正と入れ替えるだけ
※ペダルの取り付け角度は、ライダーの好みにより変わりますので、ロッド側調整範囲が不足する際は、スプライン位置調整も必要になる場合があります。

なるほど。ちなみに「duke シフトロッドエンド」って検索すれば出てくると思います。

値段も安かったので買ってみました。2000円以下で買えます。


書いてある通りに交換します。簡単です。


11mmです。前後外します。

ロッドだけ外しました。

 ロッドを10mmレンチではさみながらロッドエンド側のネジを緩めます。こっちも10mm。

外れました。これがロッドエンド。ちなみに前側が逆ネジになってます。
左のゴムカバーついてるのが純正。こけたときにヒットしたのでゴムが割れてます。


ゴムを向いてみました。いずれも左側が純正。
純正はグラグラしててガタツキがあるのに比べて右側のヤフオクリプレイスパーツはなんだかよくわかりませんがきっちりしてます。
ヴォーグっぽいよね。違うけど。

純正のロッドにくっつけてみる。

そのまま取り付けるのはさすがに面倒だったため、素直にチェンジペダルを外す。軸のボルトは確か10mm。

つけてみた。
ロッドエンドが純正よりも長いので、ロッド側での調整では限界があります。長い。つまりペダルが下がらない。
下げたい人は説明書にも書いてあるとおり「ミッション側のスプライン位置を1~3コマの範囲内で調整してください」
下写真の赤丸の部分で調整せーやってことです。


僕の場合はロッド側を限界まで短くして、なおかつスプライン位置4コマくらいズラして完了。
写真をよく見てもらえばわかりますが、元々の位置に黒い線を引いてからズラしました。



ビフォー

アフター

ビフォー

アフター



さあシフトフィールは変化したか?
若干、ギアチェンジがしやすくなったような・・・。
プラグ交換よりかは効果は感じられるな。

お金のない人は、このヤフオクロッドエンド+13年式ペダルのコンボがコスパ良いと思うけど、
多少お金ある人はヴォーグのチェンジロッド買った方が良いかも。

ロッドエンドの精度でいえば大差ないと思うんだけど、ロッドが長くなるので必然的にスプライン位置を変更する必要がある。
つまり、最適な位置からズレてしまうので余分な力が必要になる。
といってもそれは影響が出るほどの差ではないとは思うんだけど、細かいこと気にしちゃうんだよな~って人は素直にヴォーグ買うのが限りなく正解だと思いました。

まあー細かいこと気にする人はインド製KTMなんて買わないかw


2 件のコメント:

  1. 私のDukeはディラーで加工して操作し易いように拡げてもらっていたのですが、ギアの入り方が気になっていました。特にレーシングブーツを履いた時に1−2と5−6がやたらギア抜けしたり・・・。私自身のテクニック・・・っと言うより華麗なる加齢w・・・のせいかと思っていたのですが、ネットのおかげで私だけのせいじゃない事がわかり、早速、KTM東海のペダルを購入しました。以前より、シフトしやすくなったのですが、でも、もう一つしっくりしなくて・・・特にブーツではマシになったとは言え満足でもなかったときに、スティーブさんのサイトで、ロッドの事を知り、早速交換しました。結果として、ほぼ満足です。っと言うのは、ヴォーグのペダルの完成度が高いので。ホントはベビーフェィスも気になっていたけど、高すぎるのと、そんなにバックステップ効果がなさそうなので今のところ手を出さないで、KTM純正のレースステップと合わせて、以前のような間抜けなギア抜けが少なくなったことに、ほぼ満足しておりますw。

    ちなみにストレイガーのチタンエキパイ。個体差の問題でラジエーターに干渉接触してしまって、小林さんが手直ししてくださっていて、まだ装着できておりません。

    座骨神経痛と格闘しながら、Dukeのカスタム化を愉しんでおります。(次のメインは、リアサスペンションの突き上げ対処)

    ではでは、ロキでした。

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  2. KTM神戸さんがちょっとした加工をやってましたね。
    高すぎるせいで選択肢にも入らないですが、ベビーフェイスのバックステップキットはホントカッコイイですよね!
    カッコヨサはともかくとして、ギア抜けに関してはお話を聞く限りロッドの影響がデカイとおもいますね。

    ストレイガのエキパイは、実は僕のものもラジエーターに接触しています。ディーラーでも聞いたら、200dukeはそういうケースがあるみたいですね。
    今のところ問題は出てませんが、やはり振動する以上、割れる可能性もあるみたいで、対応してもらえるならばそれに越したことはないですね。僕の場合、めんどくささが勝ってそのままつけていますが・・・。

    リアサスについてはリンクレスというものにKTMがこだわっているせいで、突き上げ感が気になる人が多いと聞きます。坐骨神経痛ということなので、余計に気になってしまうのかもしれないですね。お大事に。
    性能については勉強不足なので語れないのですが、僕はこのサスも個性と思って付き合っていこうと思います。

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